収益市況
2013年12月19日
まいどお騒がせしております。滋賀収益市場の後藤です。
収益取引現場での近況です。
□ ゼネコン時代の同僚に確認した所、
新築時の請負価格が現時点で10%以上は上昇
だそうです。なかなか受注もままならないようです。
□ さっき、設計会社の方が来店して雑談した所
「9月から建築費暴騰」
「現在工事中の物件は赤字が出そう」
「型枠工 1.5倍」
「ダンプ不足で工事進まず。」
「建設会社に見積もり頼んでも嫌がられる」
□ 材料代よりも、人件費の高騰がスゴイようです。
経団連への建築費値上げ陳情のニュースも
出ており、当面建築費値上げ基調は続きそうです。
□ 請負は、9月末の消費税値上げまでの駆け込み需要後は
極端に少なくなっているようです。
□ 大学の寮とかをよく受注しているそうですが、建築費が上がっても
家賃が上るわけではないので、営業が大変だそうです。
□ 東北・東京で仕事があるので建築費は下がらない。建築費が高いのに
家賃は上がらないから民間受注は減少中。建設会社も大変そうですね。
金融機関は引き続き協力的です。
□ 滋賀の収益は引き続き活発に動いております。
地元業者に加え、大手も査定に参入し、利回り6%とかでも
売りに出されております。
□ さすがに、低利回りでは反響も少ないようで
弊社でも一般媒介で預かりしている物件の中には
指値可能でお預かりしている物件もございます。お問い合わせください。
□ 未だ給料は上がらないので、家賃も上がらず。
個人的には現段階では出口戦略が見込める中古収益を持たれることが
ベターだと思う今日此の頃です。